今年の大吟醸もようやく無事にしぼる事ができました。
例年通り、仕込みは1月の中旬から下旬にかけて行われました。
↓1月、仕込む直前に蒸したお米を冷ましている所です。


手前の小さなタンクは添え桶と呼んでいます↑
蒸したお米と米麹と水を混ぜて初添え仕込みを行います。
笑顔がいいですねー。
この一日後、添え桶のモロミを
奥に見える白いタンクに移し替えます。
そして二日後、三日後、さらに2回仕込みをします。
仕込みの都度、モロミの量を増やしていきます。
そして一ヶ月が経ったこの日、
ようやくしぼる時が来ました。
↓この119号タンクで今回は「袋吊り」で酒を搾ります。

↓タンクの呑口を開けている様子
緊張感があります。


↑タンクの内側には、ステンレスの棒に酒の入った白い袋が吊るされています。

↑絞った酒はすぐに冷蔵庫へ。
とても緊張する一連の作業です。
この後、聴き酒を行いました。
色々と手間が掛かったり大変な思いもしていますが、
今年の大吟醸も例な年通りいい出来になりましたよ!
中村